「わがまちは」と言うまち自慢の話は世間でよくあるが私の住む新発田にも多くの自慢話がある、その中でもトップブランドは忠臣蔵の四十七士で有名な新発田出身の堀部安兵衛であろう、今年1月2日テレビ東京で安兵衛を中心にした七時間ドラマが放映されたと言う、毎年12月には忠臣蔵のドラマが定番であった。34歳で生涯を終わらざるを得なかった彼の人生は一見悲劇にも見えるが人として志を貫いた生き方は短い人生の中に凝縮された満足感があったのではなかろうかと私は思う、現代人に忘れがちな言葉に志がある、安兵衛が生きた武士社会の時代は忠義が第一に大切だった、江戸時代繁栄を築いた元禄時代に世の中は人心が乱れ賄賂などが横行したと言われている、その中にあって強い志を持って主君に殉じた安兵衛の行動は得がたいものであったと思う、忠臣蔵の話はあくまでもドラマであり全てが事実であるとは言えないが信ずる事に一直線に進む姿は真実であろう。

18歳にして新発田を離れ一度も故郷に帰ることの無かった郷土の偉人に万感の拍手を送りたいと思う一人である、過去において新発田が輩出した著名人は数多くいるが知名度においてＮＯ1は堀部安兵衛である、我がまちのトップブランドとしてＰＲしたいものである。

新発田市観光ガイドボランティア　小林　俊之助

新発田市観光ガイドボランティアの依頼は下記の電話番号へ

0254-22-3101　新発田市観光ガイドボランティア事務局（新発田市観光振興課内）