♡しばた♡ラブストーリー

「城下町しばた」は静かな佇まいの中にある、10万石の城は三階の天守閣が堀の水面にくっきりと写り惚れ惚れする程に美しい。

 

ここは千春と秋介の大好きな散策の径である、本丸の中庭は玉砂利が敷き詰められ歩きに合わせサクサクと心地よい音が響いてくる、古びたベンチに腰掛けて正面の表門を見上げると江戸時代の建物は国の重要文化財に指定されており、その梁は見事な一本松でどっしりとして重々しく昔を偲んでいる。

 

人目を避けて木陰に寄ればいつしかそっと抱き合う二人であった、この城は誰もが愛を語り合うに相応しい場所でもある。まち中を歩けば寺町通りが天下一品の景観を見せ寺外れには新発田藩下屋敷があり当時の藩主達の憩いの場であった、その庭は東北地方一と言われ江戸時代の作品である、春夏秋冬その眺めは飽きる事を知らない。

 

老いも若きも愛を語るデ-トのまちは新発田に敵う処はないだろう、千春と秋介が結ばれたのはこのまちであったからである。

 

アイラブ・シバタ・グットラック!

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