東北民藝館
新発田から東蒲原にかけて広い農地と山林を持ち、造り酒屋としても繁盛した新発田藩大庄屋格の豪農、肥田野家の家具、調度品など一万点以上の骨とう民具を展示、収蔵しています。 収蔵品の中心は和箪笥類、六古窯の陶器、ひな飾りなど、その量は豪農50~60件分の数ともいわれ、ファンにはたまらない文化の場となっています。
五十公野公園あやめ園
五十公野公園の「升潟」の小道を奥へ歩いていくと、一面に広がるあやめ(花菖蒲)の花畑。見頃の時期になると300品種、60万本のあやめ(花菖蒲)があなたを出迎えます。
五十公野公園内にある1.8ヘクタールの「あやめ園」は、県内随一のもので、毎年県内外から訪れる多くの人々の目を楽しませてくれています。
見頃の時期になると行われる「しばたあやめまつり」もあやめ(花菖蒲)を見るだけではない楽しみを与えてくれます。
五十公野公園
アスレチックスや釣りが楽しめる「升潟」、300品種60万本のあやめ(花菖蒲)が咲く「あやめ園」など子供から大人まで楽しめる公園です。
春は「升潟」を囲うようにして咲いている桜など花見スポットとして最適の場所となっています。
夏は「あやめ園」にあやめ(花菖蒲)が見ごろを迎え、同時に「しばたあやめまつり」も開催され、多くの観光客が訪れます。
秋は五十公野公園を囲う山々の紅葉が見頃となります。
冬は白鳥が「升潟」に飛来します。
春夏秋冬いつの季節も堪能できる公園となっています。
赤谷サイクリングロード
旧赤谷線の廃線敷きを利用したサイクリングロード「歴史探勝の道」。約12.3kmの道のりは、健康づくりの道ゾーン、田園の道ゾーン、山辺の道ゾーンで構成され、それぞれ豊かな景色の中を散歩やジョギング、サイクリングで楽しむことができます。
新発田市観光協会では、レンタサイクルを行っております。
五十公野御茶屋
初代藩主溝口秀勝(みぞくちひでかつ)が新発田入封の際、到着地であった五十公野の地に仮住居をかまえて、築城と領内経営の構想を練ったのが五十公野御茶屋の始まりと伝えられています。
その後、3代藩主宣直(のぶなお)がこの地に別邸をかまえ、4代藩主重雄(しげかつ)のときに、幕府の茶道方で遠州流の茶人縣宗知(あがたそうち)を招いて庭を造り、別邸を茶寮としました。歴代藩主は江戸への参勤交代の行き帰りにここで休息し、旅装を整えたり、ふだんは重臣にも開放し茶会を催したりしていました。
御茶屋は洗練された数寄屋造りの建物で、全般に木柄が細く簡素繊細な作りです。夏座敷2部屋は思い切って解放的に造られ、庭園を十分に鑑賞できるようにつくられています。
庭園内の樹木は諸国の名所の種苗を取り寄せて植えたものといわれ、「心」の字をかたどったといわれる池を配し、なかに美しい赤松を植えた島を浮かべ、周りに築山をめぐらした池泉廻遊式庭園です。
「同じ幕府の茶道方の縣宗知の指南の下に造られながら、それぞれ異なった趣の庭園が良好に保存されている越後を代表する大名庭園」として評価を受け、平成15年8月27日付けで「旧新発田藩下屋敷(清水谷御殿)庭園及び五十公野茶屋庭園」として国指定名勝となりました。