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市島邸
ポイント
市島家は丹波に発する家系であり、慶長3年(1598年)、溝口候の新発田移封に伴い、移封に伴い、加賀大聖寺より随従して以来、次第に栄華を極めた。宗家は居を五十公野(現新発田市)、水原と移すが、水原時代は福島潟の干拓を中心に蒲原平野の開発に努め、ついには北越有数の1,000町歩余りを有する大地主、豪農となった。
その後、戊辰の役に水原の邸宅は兵火により焼失したため、十世七代徳次郎(静月)は、現在の地に新たな市島家本邸を造営した。
建物は、明治初期の代表的住宅建築として簡素優雅の作風を示し、これを囲む回遊式の庭園は、自然の風致に富み、広い池を取り巻く樹木はそれぞれの四季を映している。
昭和37年(1962年)3月、市島邸の十二棟一構が新潟県文化財に指定された。
概要
- 名称
- 市島邸(新潟県指定文化財)
- お問合せ
- TEL.0254-32‐2555 市島邸直通
- 所在地
- 新潟県新発田市天王1563
- 利用ガイド
- 開園時期・時間
午前9時から午後5時(4月~11月)
午前9時から午後4時30分(12月~3月)
※最終受付は30分前
休館日 水曜日(祝日の場合翌日)、年末年始
入館料 大人630円、小・中学生320円
団体(20名以上)大人560円、小中学生
270円
※障がい者手帳をお持ちの方は入館料無料
- 交通アクセス
- ■電車でお越しの方
JR白新線・羽越本線新発田駅からバスで約15分、
月岡温泉バス停からバスで約5分
天王バス停下車徒歩約1分
■車でお越しの方
日本海東北自動車道 聖籠新発田I.Cより車で30分
■駐車場
大型バス5台、普通乗用車25台