「月岡温泉のビッグデータ分析 ~月岡温泉に来訪する日本人観光客の動向分析~」について

 一般社団法人新発田市観光協会(以下「当協会」という。)と株式会社日本政策投資銀行は共同で「月岡温泉のビッグデータ分析~月岡温泉に来訪する日本人観光客の動向分析~」と題した調査・提言レポートを発行しました。

 新潟県新発田市に位置する月岡温泉は、大正時代に石油掘削中に温泉が湧き出し湯治宿として人気が出たのち、高度経済成長期に新潟の奥座敷と呼ばれる観光温泉地として賑わった県内有数の観光地・温泉地です。近年は、旅館単独ではなく「温泉街」としての魅力を向上させるべく、まちづくり会社「ミライズ」の設立等、 「歩きたくなる温泉街」としてのまちづくりの取り組みも活発になっており、若年層へのアプローチにも成功し一定の成果が得られております。一方で、コロナ禍からの回復や消費額の向上等の課題も有しており、本調査では、携帯の位置情報を基にしたビッグデータを活用することにより、既存調査では得られ難かった月岡温泉への来訪者の属性や行動データ、周辺観光地への周遊状況等について分析を行いました。この結果を受けて、当協会では引き続き新発田市の観光客の動向を調査・分析し、観光周遊による観光消費額を増加させることで裨益効果を高めていきたいと考えております。

 なお、本レポートは当協会ホームページに掲載されていますので、併せてご参照ください。

 

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